自然食料理研究家 阿部 倫子 |
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国際自然医学会 お茶の水クリニックにて、雑穀を主としたメニュー提案を20年続ける。現在は普及活動として各地で講習会を開催。長寿の郷視察旅行の体験を生かし、日本人の体質に合わせた健康レシピを開発中です。 国際自然医学会 森下敬一博士 自然医学の基礎理論(森下理論) |
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美容と健康のための自然食料理 ペガサス編集部 自然食料理アラカルト ペガサス編集部 自然食料理 365日 春夏秋冬 ペガサス編集部 オレンジページ 質素でシンプルが食事の基本 素食にたずさわる人、素食を実践している人は、なんと言っても肌がきれい。そして、おだやかな、いい笑顔をしています。 オレンジページ 心地いい暮らしがしたい。シリーズ 『素食がおいしい。』3 改訂版 2006.10.27発行 【百薬の長の肴】 【肉、卵を使わない、甘さ控えめの素食のおせち】 おせちの意味/屠蘇/お重/炊き合わせ/黒豆/昆布巻き/ごまめ(田作り)/松風焼き 擬製豆腐/人参の金柑もどき/ゆず練り/きんとん/菊花かぶら/七福なます すまし雑煮/葛仕立て雑煮/かぶら蒸し雑煮/変わり雑煮/ぜんざい/七草粥/七草の薬効 素直な食が心地いい。 素食にたずさわる人、素食を実践している人は、なんと言っても肌がきれい。そして、おだやかな、いい笑顔をしています。 晴れの日、お正月には 新しい年の始まりを感謝して 身体と心に心地いい素食のおせちでスタート出来れば素敵だと思います。 素食のおせちとは、穀物と野菜を中心に、素材の味を生かした、彩りよく、おいしく、自然の味わいを楽しむおせちです。 (素食がおいしいより) 『素食がおいしい。』改訂版 2004.2.18発行 1章 朝、昼、夕 素食の献立 2章 素食のおやつ 3章 いい塩使ってスープと浅漬け 4章 砂糖、バター、卵を使わないシンプルお菓子 5章 シンプルでリッチ 素食のパスタ 6章 よもぎの料理 『長寿食がおいしい』 「からだにいいもの食べたい・食べさせたい」 1章 自分で食べるものは自分で作る! 現役長寿さんを大紹介! 2章 長寿食案内 (世界の長寿郷研究の森下敬一先生に聞く) 3章 長寿食材 穀物、豆、海藻、乾物のかんたん長寿レシピ 4章 長寿食材 お取り寄せ 『ナチュラルスイートがおいしい。』 「玄米がおいしい。」「素食がおいしい。」に続く「心地いい暮らしがしたい」シリーズの最新刊は、白砂糖・卵・乳製品を使わないお菓子のレシピ集。この本で紹介するお菓子はすべて、白砂糖不使用。甘みはメープルシロップ、ドライフルーツ、米あめなどを使用。卵、乳製品も使わず、豆腐や野菜が大活躍! 『素食がおいしい。』vol2 『心地いい暮らしがしたい』料理本第2弾。 秋から冬の素食を楽しむ 素食の献立1週間 朝、昼、晩、バランスのよい献立が1週間分勢ぞろい。 『素食がおいしい。』vol3 第3弾は、肉、卵を使わない、甘さ控えめの『素食のおせち』をご紹介! 晴れの日のお正月には新しい年の始まりを感謝してからだと心に心地いい素食のおせちでスタートできれば素敵だと思います。 『心地いい暮らしがしたい。』vol1 第1弾 お米のうまみにこだわる。玄米・胚芽米・雑穀で秋一番のごはん。 『心地いい暮らしがしたい。』vol2 第2弾 鍋や炊飯器でできる。初めての玄米、雑穀クッキング。 |
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| 家庭こそ第一 広輪社出版“母の思い出”より | |||
祖母の代から、家庭の食事は“手作りで”をモットーとしていたらしく、私も、ものごころついた頃から料理の香りに包まれていました。祖母や母がお勝手で楽しげに、いろいろな料理を作っては、家族の者や近所の方たちに喜んで頂いているのを毎日眺めて育ちました。「門前の小僧習わぬ経を読む」のことわざ通り、いつしか料理を作り始め、結婚、子育てを経過して今日に至っていますが、まさに料理に始まり、料理に終わる一生となりそうです。 母の思い出は、限りなく懐かしいことばかり、追憶は走馬灯のようにめぐりますが、生きざまと言いますが、母の後ろ姿を見つめながら自分が歩んでいることに気づく昨今です。母は、料理ばかりでなく、すべてのことに慈しみ、丹精し、犠牲をも払ってきました。それは、広い心、強い姿勢なのです。特別に手とり足とりしつけられたわけでもなく、隠れた指導者だったようです。ひときわ我が子を愛する平和の女神のような母だったと思います。 また、戦中、戦後の食糧難の時代にも、他人様にも慈悲深い母でした。戦災にあわなかった我が家は、家を失った人たちと同居でにぎわしく、おなかを満たしてあげるために、母は汗を流すことも苦としませんでした。 この頃の食事が印象深く脳裏に刻みこまれ、日本の伝統的な味、素朴な料理を受け継いだのです。量を増やすための“かぼちゃ粥”“野菜鍋”“すいとん”“味噌あん入り蒸しパン”“雑穀ごはん”などなど。 今の私の仕事(自然医食料理の普及)に役立つ知恵と工夫がこめられた料理ばかりだったのです。 戦中、終戦直後の物資のない時代、ごはんもマキで炊き、材料も庭の家庭菜園で作ってくれた母。現在の若い奥さんたちが、カルチャーセンターで習い覚えた料理とは違い、何もないところからつくり出す料理。それは生きていくために一生懸命で、涙ぐましい奮闘だったのです。 当時の人々は、がんをはじめ慢性病で悩むなどということもなく、病院も今ほどたくさんなかったのに、ベッドはいつも空いていました。ところが現代はどうでしょう。日進月歩した西欧医学でも、防ぎようのない難病奇病に侵蝕され、右往左往しています。これらの病気は全身病であり、体質の悪化、つまり血液の汚れが原因なのです。この血液の汚れは、食事が最大の原因と考えられています。不自然な加工食品、精白された主食や添加物入りレトルト食品、ファーストフード・・・と、高タンパク、高カロリーでかぞえきれないほどの飽食。これらを捨て、終戦直後の“おふくろの味”“日本の味”に戻ろうという運動を広げているのです。この素朴な食べ物の中に、バランスのとれた貴重な栄養が含まれているのです・・・と。 そしてもっと大切なことは、物質文明、経済社会に振り回され、母親不在の家庭が増えていること、これでは手作り料理どころではありません。スキンシップもなく、お母さんが家庭にいないという寂しさ、こうした児童に情緒欠陥が現れても不思議ではありません。たった一杯のみそ汁でも、お母さんが作って一緒に食べたというだけで、そぎ落とされた母子の情愛は癒えるでしょう。 私の教室にも、老若男女、さまざまな人たちが集まっていますが、私はまず家庭が大事だと常々言っております。娘さんが恋をして、相手の男性にまず何かを作って食べさせてあげたいと思う・・・これが最初ではないでしょうか。健康管理の柱として、家庭の柱を支える女性の仕事を、私は母から受け継ぎ、子供に伝えていきたいと思います。 母のしつけは女の子は女の子らしく、というもので、よい家庭を持つためのものでした。当時のことですから、茶の湯や生け花など家庭婦人となるためのしつけだったので、バレエやピアノを習いたいと思う若い私にとって、少々迷惑に感じられることもありました。けれども、母の生活態度そのものが、生きた教材という育てられ方をしたので、母を手本として、長い間に身についていったように思います。教養というと、すぐにお金をかけて、理論や知識偏重のものとなりがちですが、そうしたものとは全然違う、生活の知恵といったようなものを教えられたと感謝しています。私が今の仕事に入るとき、母は素晴らしいことだ、頑張りなさいと協力してくれました。健康食でもあり、基礎体力のつく、すべてに優れた日本の伝統的な食べ物を、米を主食として、身近な材料でやさしく作れ、色よく、味よく、しかも経済的な家庭の食養料理として、世界の人々とその未来のために残し、円満な社会を造る源にしたいと念願してやみません。 最後に、「母」は偉大なる人物、文明を生み出します。若いお母さん、頑張って、と呼びかけたいと思います。 自然食料理研究家 阿部倫子 1987.9 |
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